こんにちは！
大阪府岸和田市に事務所を構え、設備工事などを行う電気工事士が在籍している株式会社Axisです。
高品質な施工ができるように技術の向上を心掛けながら、日々の業務に努めております。
今回は、空調設備工事で活躍しているクイックパイパーの施工方法についてご紹介します。
クイックパイパーは溶接がいらない
通常、空調設備の配管はロウ付けとよばれる施工方法で配管同士をつなげます。
火を使用して溶接をすることで、配管同士をつなげる施工方法です。
しかし、配管と天井の位置が近い場所や火気厳禁など、ロウ付けを行えない現場が増えてきています。
そのようなときに活躍するのが、クイックパイパーです。
クイックパイパーは、配管同士のつなぎ目になる部品です。
安定した品質で施工ができ、火災の心配もありません。
施工方法
クイックパイパーの施工方法は、始めに保温材をカットします。
カットするとき、保温材は配管の円筒方向に切るようにしましょう。
背割れ方向にカットしてしまうと、カットしたときの傷が配管の割れにつながってしまいます。
むき出しになった配管を適切な長さにカットして、クイックパイパー専用のマーキングゲージを使用して印をつけていきます。
クイックパイパーを配管に差し込んで、マーキングゲージでつけた印に届けばしっかりと差し込みができている証拠です。
その後は、レンチを使用してナットを締め付けます。
最後に専用の保温材を使用して施工完了です。
高品質な施工が可能
クイックパイパーは、技術力や経験の有無が関係なく、安定した品質の施工が可能です。
更に、火を使用しなくても施工ができるので、火気厳禁の現場や配管が天井に近い現場などあらゆる場所で活躍します。
ロウ付けに比べて施工の手順も少なく、工事の時間短縮にも有用です。
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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
